蒸し暑い日が続きます…。
白峯寺です。七棟門という独特の山門をくぐります。7つの屋根瓦が段差を付けて連なっているのです。
七棟門をくぐると客殿、護摩堂、納経所が並びます。
灯籠に並べられてある、小さな招き猫が迎えてくれます。
大量の招き猫。何の意味があるのでしょうか。
烏枢沙摩明王の文字を見れば、そこには便所があると分かるようになってきました。
怒りの不動明王がいたりします。
お不動さんの前にも、招き猫の姿が。
白峯には天狗が出ます。やさしいいたずらをする天狗なのです。
崇徳上皇の御廟所、頓証寺殿(とんしょうじでん)があります。
狛犬の足元に招き猫。こだわりを感じます。
夜な夜な僧侶が、嬉々として招き猫を並べていく姿…。思わず脳裏に浮かびました。
保元の乱に敗れた崇徳上皇は、讃岐に流されました。元天皇が流刑になるのは異例の厳しさです。
帰京を願いながらもこの地で崩御した崇徳上皇。亡骸は、朝廷からの指示を待つ約20日間、八十場の水に浸されました。
源氏、平氏を巻き込んで、ごちゃごちゃの権力争いの保元の乱を終えて、崇徳上皇はここ白峯寺で眠っています。
その後、京都で天変地異の異変が読出し、崇徳上皇の怨霊が暴れまくっている、と恐れらます。
それを鎮めるために、第79番天皇寺は崇徳天皇社として造営されました。
崇徳天皇と親しかった西行法師がここを訪れています。「雨月物語」では西行が崇徳上皇の怨霊と論戦。
崇徳上皇の怒りはよほどのものだったのでしょう。
少し離れた所には崇徳上皇を供養する十三重石塔が2基あります。源頼朝が建立したそうです。
本堂、大師堂は石段を上がっていきます。
崇徳上皇の怨念も感じさせない、お遍路の風景があります。
凄い捻じりの木が立っていました。崇徳上皇の怨念でこうなった、と売り出しても納得しそうな位の捻じり具合です。
お気軽にご相談ください
株式会社 アワーサポート
TEL 088-636-1717 FAX 088-636-1670
〒770-8008 徳島県徳島市西新浜町1丁目6-34
営業時間:9:00〜18:00(土日祝日休み)
上記以外の時間も連絡可