奈良時代、聖武天皇が国家鎮護を祈願して、全国に国分寺と国分尼寺を建立するよう勅令を出しました。
ここも行基が開設して、弘法大師が霊場に定めるという王道のパターン。
大伽藍の模型があります。
かなり広大な寺院だったことを思わせる旧金堂の礎石が33個も残っています。
七重塔跡の礎石も15個残ります。石が境内のあちこちにアクセントのように景観となって一体化しています。
創建当時の古い梵鐘。古いだけに伝説も多く、大蛇がかぶっていたとされる梵鐘です。
また、生駒氏がこの梵鐘を城に移動すると、鐘が夢に現れ「いぬ、いぬ」と訴えるので、ここにまた戻されました。
そういえば、第54番延命寺の梵鐘でも同じような話がありました。あの時は「いぬる、いぬる」でした。
この鐘楼にある鬼瓦も年季が入っています。
「お迎え弁財天」が、参道を歩むお遍路さんを眺めています。
本堂前の焼香鉢が凝ってます。
口から足が飛び出してます。苦しそう。
本堂の様子。汗だくでの参拝です。
せみの鳴声が凄くやかましい。うんざりです。
鳴くことに夢中ですぐ捕まえられます。捕獲されると、さらに倍以上の音量で、えげつない鳴声になります。
大音量の不快音の発信源が私の手元なので、お遍路さんの厳しい視線が私に突き刺さります。
「お願い弁財天」が、お遍路さんの「美」「智」「福」に関するお願いを聞いてくれます。
えんむすびでも有名寺。僧侶も熱心に祈っております。
金箔えんむすび。この形は道祖神のようですね。
池にはたくさんの亀。エサをくれると思って寄ってきます。ここの亀はよじ登ろうとするから怖い。
ミニ八十八ヶ所巡礼もでき、至れり尽くせりの国分寺です。
仙遊寺の宿坊に泊まったことなど思い起こしながら回れます。
「あれー!このお大師さん、金ぴかでー」「うわっこの松、上の方がモコモコになっとるゾ」
さまざまなアイテムを駆使する國分寺に、お遍路さんも大喜びです。
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