奥の院である「摩尼殊院」へ向かうには、国道11号線「高松カントリー」の看板手前の小路を入って行きます。
不法投棄禁止の看板がありながら、奥の方はゴミだらけです。この辺に車を置いて行きます。
しばらく登ると砂防ダムがありました。
真ん中のくぼみに落ちると上がってこれないです。凄く高い。
さらに急坂の登りが続きます。
真夏の炎天下、水を用意するのを忘れました。今さら後戻りはできません。
水と虫よけスプレーはしっかりと準備しておきましょう。
ひたすら登ります。右手に水が流れる音が耳に入ってきます。
石段になってきました。もうすぐです。
大きな弘法大師像がありました。
不動の滝を開いた塩田芳市師でしょうか。不動の滝は、昭和8年開設されたそうです。
もうすぐ先に、森が抜けて日差しが差しているスポットがあります。
これが不動の滝です。水量はわずかでした。
昭和の時代、滝行が行われていました。
滝のすぐ傍には不動明王が鎮座しています。
静かな滝の音だけ、荘厳な雰囲気。まさに幽玄霊谷地です。
雰囲気ぶち壊しのゴルフボールが、何個か落ちていたりします。この滝の上流にゴルフ場があります。
さらに奥へと入って行きます。
道にはキノコも生えています。こんな時、キノコ博士がいれば。
石段を登った先には・・・
ちょっとした広い空間があります。
ここに修行窟があります。昔の初期の修行は窟籠り(いわやごもり)が多かったようです。
中に入れるようですが、かなり狭いですね。
そして、ここからは海がよく見えます。瀬戸大橋もよく見えます。
昔は海の見える場所で修行していました。海の彼方を拝むのが辺路修行です。
奥の院で修行して、寺と往復していたのでしょう。寺ができる前は岩窟の中で生活していました。
不動の滝の近くに不動堂があります。覗いてみます。
道具らしき物が置かれています。逆に向こうから覗かれているような錯覚に陥ります。
脇からさらに奥へとつながる通路がありました。
ボロボロの本堂です。覗いてみます。
扉の向こうの床には穴が。昔のトイレのようですね。
何だここは…。ふと背後に人の気配があるような錯覚に陥ります。
寒気が走りました。鳥肌も立っています。そういえば、ずっと日陰でひんやりしています。汗も乾いています。
いらん詮索は止めて、さっさと下山することとします。
下山している途中、野ウサギと出くわしました。
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