本山寺の本尊は、四国霊場唯一の馬頭観音。
本尊を補佐する脇侍(きょうじ)は阿弥陀如来。「太刀受けの弥陀」と呼ばれます。
「太刀受けの弥陀」の所以は本山寺を語る上で欠かせません。
長宗我部元親が寺に攻め込んできた時、当時の住職は体を張って止めようとましたが、腕を斬られてしまいます。
境内に押し入った兵士らの前に現れたのが、腕から流血している阿弥陀如来像。
それを見た兵士は、一目散に逃げました。
ということで、本山寺の仁王門と本堂、五重塔は焼失から免れます。仁王門は国指定の重要文化財です。
古そうな唐獅子。
北側にはもう一つの門、大門があります。
大門の隣に、さらに門があります。明治時代に作られたそうです。
以前は大門のあった通りがメインストリートで、そこから出入りすることが多かったようです。
本堂は鎌倉時代に建立されたもので、国宝です。
奈良時代に建立された五重塔は損傷が目立ち、明治時代に再建されました。そして現在、修理中。
室町時代の様式を残す鎮守堂。県指定の重要文化財です。
弘法大師が、京都で雨乞いの修法を行った時に出現した善女龍王像を安置しています。
本山寺には、鬼瓦へのただならぬこだわりを感じます。
鬼瓦だらけです。
個性的な顔をした鬼を見ることができます。
機関車トーマスに出てきそうな鬼
ひげの剃り残しが付いた鬼。
延びた牙が痛そうな鬼。
色んな鬼を探してみましょう。
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