横峰寺へは車遍路にとっても難所です。途中で有料道路になり、細い林道が永遠と続きます。
人気寺でもあるので、必ずと言っていいほど対向車と出くわすことになります。
運転に自信のない方は、安心のマイクロバスに乗る方法もあります。
駐車場から西条の眺め。石鎚山(標高1982m)の中腹あたりです。
駐車場から山道を500mくらい下りていきます。
石鎚山には空海も修行にやってきています。
視界が開けて、境内が見えてきました。
ほどなくして大師堂が見えてきます。湿気対策のため高床式です。
歩を進めると鐘楼があります。ゆっくり鳴らしてみましょう。鐘の音が山々に響いて爽快です。
鐘を撞いたら『星供大師』と目が合います。右手に剣、左手に星供の巻物、背後に石楠花(シャクナゲ)が囲みます。
八十八ヶ寺では珍しく狛犬がいます。神社みたいです。本堂を守ります。
神社を思わせる権現造りの本堂です。
本堂から階段を降りたところに納経所があります。
納経所の隣のトイレがキレイです。便座は暖房が効いて落ち着きます。山寺ながら3つ星トイレです。
トイレを過ぎると仁王門です。歩き遍路の方はこちらからやって来ることになります。
仁王門からまた道が続きます。奥の院『星が森』へ続く山道です。星が森は石鎚山の遥拝所です。
奥の院、星が森への人気の無い、寂しい山道。
白雉(はくち)2年(651)、役行者小角(えんのぎょうしゃおづぬ)が星が森で修行中、蔵王権現が現れます。
その姿を石楠花(シャクナゲ)の木に刻み、小堂に安置したのが始まりとされています。
大同年間(806〜810)、弘法大師が星が森で42歳厄除けの星供修法をした際に、霊場に定めたそうです。
雪の中に足跡があります。まだ新しい足跡のようです。この先に誰かいるかもしれません。
やっぱり人がいました。身体を地面に伏せて、ベストショットを狙っています。
なるほど、素晴らしい眺めです。穢れのない石鎚山を遥拝いたしました。
金の鳥居から石鎚山を望みます。
もともと石鎚山の別当寺でしたが、神仏分離令により『石鎚山西遥拝所横峰社』と神社になったこともありました。
明治42年(1909)横峰寺として復興したそうです。
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