奈良時代に聖武天皇の詔で全国に建立された国分寺。ここ伊予は、行基によって天平13年(741)に建てられました。
創建当時は約8万㎡の広大さで、七堂伽藍が整備された壮大な大寺院でした。今は普通の大きさです。
柱門に隠れるように佇む地蔵がいます。何なんでしょうか。
3代目住職の智法大師のときに、弘法大師が滞在して四国霊場に定めたとされています。
握手修行大師は願いを込めて握手します。弘法大師とフレンドリーになれる一瞬です。
平安時代の藤原純友の乱、源平合戦などで甚大な被害をこうむった国分寺。
とどめに天平12年(1584)の長宗我部元親による兵火で焼失します。
『四国遍礼霊場記』には「茅葺きの小さな堂だけで心が痛む」と書かれるほどの荒廃ぶりでした。
寛永元年(1789)に、43代目住職の恵光上人が、金堂(現在の本堂)を再建したのをきっかけに復興していきます。
本堂には薬師瑠璃光如来が安置されています。境内には薬師の壺があります。
薬師の壺には体の色んな部位が書かれて、自分の悪い部位名をさすりながら御真言を唱えます。
手水舎にも薬師の壺があります。『押』ボタンを押してみると・・・
葉っぱの先から水が出てきたりします。どうでもいい仕掛けが楽しく思えるお遍路の旅。
かわいい七福神。前掛けを持って帰ると、願いが叶うといいます。願いが叶えば、新しい前掛けを供えます。
今はずいぶんと平和な国分寺でした。
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