セルフメディケーション税制について
セルフメディケーション(自主服薬)税制が施行されました。
2017年1月から2021年12月末までの5年間の予定です。
スイッチOTC医薬品の購入額が、1年間に1万2000円超えた金額(上限88000円)が所得控除できます。
生計を共にする配偶者や子どもの分も合算できます。
自分自身の健康に責任を持ち、軽度の不調は自分で治療することで、国の医療費用を抑えるためです。
自分でドラッグストアに行く→医療費が抑えられる期待
対象となるスイッチOTC医薬品について
スイッチOTC医薬品とは、医療用から転用された医薬品です。
厚生労働省が指定した82の主成分が入っていて、市販薬で現在1555品目あります。
同じ商品名の3つの薬のうち1つだけが控除の対象外、ということもあるので要注意です。
控除できる市販薬として、治療薬・鎮痛剤・風邪薬・花粉症用目薬・水虫治療薬・かゆみ止め等があります。
市販薬のパッケージには、この「識別マーク」が入っています。
例えば、ロキソニンのパッケージにも識別マークが入っています。
控除できない市販薬として、漢方薬・疲れ目用目薬・育毛剤・栄養ドリンク・サプリメント等があります。
詳しい薬品名は厚生労働省のHPを参照してください。定期的(2カ月に1回)に見直しが入ります。
○セルフメディケーション税制→http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html
○対象医薬品目一覧→http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145909.pdf
その他注意点
■医療費控除10万円とセルフメディケーション税制と同時に利用することはできません。
どちらかを選択することになります。
■確定申告に領収証が必要です。
★が付いたレシートを保管しておいてください。
■いずれかの検診を受けることが必要です。結果通知表や領収書を保管しておいてください。
日頃から健康の維持増進、病気予防に取り組んでいる方が対象となります。
○会社の定期健康検診 ○予防接種 ○がん検診、メタボ検診など
これまで1年間に自己負担した医療費の合計が10万円を超えることがなかった人でも、対象となるOTC医薬品の年間購入額が1万2000円を超えれば、セルフメディケーション税制の適用を受けて所得税、住民税が戻って来る可能性があります。
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