大山祇神社に付属する神社(別宮)として創建された、別宮大山祇神社(べっくおおやまづみじんじゃ)です。
鎌倉時代には、大三島にある大山祇神社の24坊のうち8坊が、ここ別宮大山祇神社に移されました。
別当寺(神社を管理する寺)として光明寺(後の南光坊)が建てられます。
大三島の大山祇神社は来島海峡を越えなければならず不便であるため、別宮大山祇神社が札所とされました。
別当の光明寺が納経をしていました。
僧坊8坊は、長宗我部氏によって焼き討ちにあい全滅。南光坊だけが再建されました。
明治時代の神仏分離により、別宮大山祇神社と南光坊とが分離されます。道路を挟んで隣同士です。
南光坊は四国霊場の札所として、お遍路さんの参拝でひっきりなしですが、こっち別宮大山祇神社は閑散としています。
別宮大山祇神社の鳥居には『日本総鎮守 三島地前』の扁額があり、南光坊の山門にも同じ言葉が書かれています。
太平洋戦争の空襲では、社殿のほとんどが焼失。拝殿だけが空襲を免れて、愛媛県の有形文化財に指定されています。
この楠も、空襲を免れました。
マンホールの蓋が水軍です。昔は、荒れがちな来島海峡を渡るため危険を伴いました。
今は、目前の317号線の交通量が多くて危険です。気をつけて〜。
左が大山祇神社の御朱印。右が別宮大山祇神社の御朱印。同じ大山祇神社でもだいぶ違いますね。
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