仁王門を後にして逼割禅定(せりわりぜんじょう)、白山権現へ向かいます。
納経所で鍵を借りると同時にお札を受け取ります。辺路修行の一旦を味わいたいと思います。
三十六童子道場を登って行きます。
三十六童子にお札を納めながら登ります。けっこう長いです。
修行にはお供が付いていました。それを童子といいます。逼割禅定を前にして、力強い存在です。
人気の無い岩場。黙々と歩きます。聞こえるのは自分の足音のみ。
途中、不動明王像があります。静寂で薄暗い山中に、この不動明王はちょっと怖いです。
まだまだ続きます。
色んな所に童子を散りばめて安置しています。
大きな岩の下にも小さな童子がいます。お札を納めていきます。
不動堂です。最後のお札を納めます。けっこう登りました。すでに体力を消耗しています。
仏様や神様に願掛けする際は、命懸けの行が必要でした。
辺路修行が命懸けで行われていたところに空海も身を投じたのでした。
入口です。鍵のかかった木戸を開けます。
すぐに大岩。大岩の裂け目を自力で登ります。手の持ち場と足場を探しながらよじ登ります。
今度は鎖場です。
鎖場ももう少し。汗で鎖を持つ手が滑ります。
最後にはしごを21段登ります。
はしごの傾斜がきつく、上の方ではけっこう痛んでいます。不安を煽られます。
白山社の祠が見えます。鎖をつかんで近づいてみます。
背後の先ほど登り切ったはしご。後ろを振り向かずに、先のみを見て登るのがコツです。
一遍聖絵にも描かれていた白山社には、何人もの修行者が訪れたことでしょう。
眺めはよくないです。海も見えません。ゆっくり休めるような足場もありません。帰り道があるだけです。
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