清瀧寺(きよたきじ)への入口です。車お遍路にとって屈指の難所とされるだけに緊張が走ります。
道幅は車1台分、すれ違い不可能。空いているポイントをチェックしながら走ります。私もバックを余儀なくされました。
車では通り過ぎますが、仁王門があります。
仁王門には、どこから見ても目が合う『八方にらみの龍』が描かれています。天女図もあるはずですが、ありませんでした。痛みが激しいので保管してあるそうです。
やたら怖い仁王像。
角が7本、鬼面文鬼瓦。
仁王門をくぐると石段を登ります。
境内には厄除けの薬師如来を中心に、背後に本堂と大師堂が構えています。
バランスの良い安定感ある配置です。前が駐車場になっているので、窮屈なのが残念。
本堂軒下には十二支による方角盤があります。
高さ15ⅿの薬師如来像の台座は入口になっていて、戒壇巡りができるようになっています。階段が108段あります。
薬師如来の真言『おん ころころ せんだり まとうぎ そわか』を唱えながら巡ります。真言の意味を簡潔に言うと「早く私の病が治りますように」といった感じ。
本堂脇には小さな滝と子安地蔵があります。
弘法大師が金剛杖で突いたら、清水が滝のように溢れだしたことがこの寺名の由来です。
『不入(いらず)の山』には弘法大師の弟子で、大師入定の際にも立ち会ったとされる真如の逆修塔があります。
逆修塔は自分の生前に作る墓のことです。
通夜堂もあり宿泊できるのは歩き遍路には、ありがたいでしょうね。
トイレの上に展望台があります。
弘法大師が突き当てた水は、田畑はもちろん、『土佐和紙』の原料『みつまた』を晒す際に利用されたりして、この地域の産業の発展に大きく寄与しました。
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