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第30番 善楽寺

2016/07/10

善楽寺は、本堂、大師堂、納経所が並列されており、まとまり感があります。

 

本堂の対面側には、梅見地蔵から子安地蔵堂、水子供養堂、便所が並列されており、順番に回れます。

 

梅見地蔵は首から上の病気の平癒にご利益があるとされ、納経所でもオリジナル枕カバーが売られています。

 

子安地蔵は子宝祈願にご利益があるとされ、かわいい地蔵絵馬がたくさん奉納されています。

 

平和そうな善楽寺ですが、時代の波に翻弄された歴史があります。

 

大同年間(806〜810)、弘法大師が高嶋大明神(現・土佐神社)の別当寺として建立されました。

別当寺とは、神仏習合の時代に神社を管理するために置かれた寺です。

 

長曾我部氏の帰依も篤く、長く栄えました。

 

しかし、明治政府は神仏分離を推し進め善楽寺は廃寺となってしまいます。土佐神社だけが残ります。

 

土佐神社の歴史は古く、敷地は広大。厳島神社や神明宮、古代祭祀場跡の『つぶて石』などがあります。

 

最近の話題では竜馬伝のロケ地にもなりました。

 

明治9年(1876)、善楽寺の本尊は安楽寺に移され、安楽寺が30番札所として業務を行うことになりました。

 

ところが昭和4年(1929)、善楽寺が再興します。

 

 それから第30番札所は、善楽寺と安楽寺の2ケ寺で納経ができる異常状態が続きます。

 

平成6年(1994)、善楽寺が正式の30番になり、安楽寺が奥の院となり、これにて決着しました。

 

奥の院となった安楽寺。高知市内の住宅街にあって境内はかなり手狭です。

 

境内には仏像が所狭しと並んでいます。

 

最近は、将棋教室などもやっています。もちろん、ひとこと願掛け地蔵推しでパワースポットのPRもしています。

 

おっちゃんがビール片手に談笑していました。ご近所の憩いの場にもなっている様子でした。猫も水を飲みにきてます。



 

徳島県のお寺は長曾我部元親の進行でボロボロになったものが多かったのですが、

高知県のお寺は長曾我部氏の篤い保護があるものの、廃仏毀釈のあおりで廃寺の憂き目に遭うことが多かったようですね。

 



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