
急勾配坂道のため『真っ縦(まったて)』と呼ばれる難所を登り切ると、土佐の関所寺である神峯寺です。

神峯寺に入るとすぐ土佐の名水『神峯の水』

名水を飲んで一息ついて、また石段を登ります。
本尊には行基作の十一面観音像が祀られています。

鋭い目つきの不動明王の前を通り、また石段を登ります。

平成4年に建立された比較的新しい大師堂。

今回はさらに上へ、神峯神社に行ってみます。

また参道を石段を登り続けます。

この石段を登ると神峯神社です。

明治の神仏分離令で神峯神社は廃寺になり、神峯神社だけが残った時代もありました。

なぜか不発弾が。

世の異変の前に、夜に青白く光るらしい『燈明岩』があるそうです。この祠の脇を進んでいきます。

しばらく坂道を登ると『燈明岩』がありました。
日清日露戦争、関東大震災、太平洋戦争、南海大震災前には光ったそうです。

『空と海の展望公園』まで登ってみることにします。空海の名前も空と海、空海が見ただろう景色も見えるかもしれません。

ひたすら登って登って登り続けて行きます。高知入りしてから登ってばかりです。

異様な巨岩がいくつかありました。

疲れも限界に近付き、熊も出そうな感じ。後悔しつつ登って行くと、建物がぼんやり見えてきました。

展望台がありました。また階段があります。竹下総理の『ふるさと創生交付金』で建設したそうです。

近くには小屋が。

中には読み捨てられた漫画が。

しばらくすると、雲が切れてきたので、階段を登ってみます。
登ると霧がたちまち流れ込み。

あっという間に視界ゼロ。

納経所で聞いてみると、神峯神社の御朱印は誰も行かないのでやっていない、とのことです。

ところで、岩崎弥太郎の母は息子の出世祈願のために、自宅から神峯寺まで毎日通ったそうです。

20kⅿ離れた自宅から21日間、裸足で日参しました。
写真は岩崎弥太郎邸の庭です。岩崎弥太郎が子どもの頃、日本列島を模して石を置いたものです。

親も子もスケールが違います。
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