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第26番 金剛頂寺

2016/07/03

第24番最御崎寺が『東寺』と言われるのに対して、金剛頂寺は『西寺』と呼ばれています。

平安時代には室戸市の大部分を占める大寺院でした。

 

厄坂134段が迎えます。石段を目前にして、お遍路さんが「ふぇ〜」と口を半開きにして見上げている姿も見うけられます。

 

四国八十八ケ寺のほとんどに修行大師像があります。右手に錫杖、左手に数珠を持っています。

ここの大師像は変わっていて、笠はかぶらず、右足を引いて、躍動感と力強さがあります。

 

大師堂は本堂に背を向けて建っています。ここは修行する大師の邪魔をする天狗たちを蹴散らせた『天狗問答』が有名です。

天狗が逃げていった足摺岬を見張るように、大師堂は建てられています。

 

『智光上人御廟』です。智光は二世住職で、世に隠れたる聖人(ひじり)と称される空海の弟子でもあります。

御廟を囲む丸石は安産祈願の石で、出産前に持ち帰り腹部に当て、出産後にまた戻すそうです。

 

『一粒万倍の釜』 弘法大師が米を入れて炊いたところ、万倍に増えて、飢えた人々を救ったそうです。

 

『がん封じの椿』 幹がコブに覆われています。

 

『霊宝殿』には重要文化財が収蔵されています。大師が使ったとされる金銅旅壇具(こんどうたびだんぐ)が有名です。

 

鯨の供養塔『捕鯨八千頭精霊供養塔』が2基あり、『クジラ寺』とも言われます。

 

『三十六童子』が並んでいます。不動明王に従えて手足となって働きます。

 

弘法大師幼少期の『真魚(まお)像』もあります。

 

ちなみに、空海には大きく分けて4つの名前が挙げられます。

①真魚【誕生〜24歳頃】

②空海【24歳頃〜32歳(62歳)】

③遍照金剛【32歳〜62歳】

④弘法大師【入定の86年後(延喜21年)〜現代】

『大師号』は朝廷から高僧の死後に与えられる称号のひとつであり、空海の生前には弘法大師と呼ばれることはなかったのです。

歴史上の人物としての伝記は空海、伝説上の人物として扱う話は弘法大師を使うことが多いです。






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