22番札所平等寺です。一の位も十の位も共に『2』、平等ですね。
五色の幕が特徴の平等寺。仁王門は回廊もあり素朴ながらも立派です。
五色の紐が遠く本堂まで繋がっています。
雨に晒される鬼瓦。下り藤に、山号である白水山の『白』の文字も見えます。
右、修行大師と手水舎。左、水子地蔵と開運鏡の井戸。中央の石段を上がれば本堂。安定感のある配置。
手水舎もキレイにしてあります。
男坂と女坂があります。男坂は直進。
女坂はゆるやかに歪曲しています。
お賽銭を置いていく習慣があります。
本堂からの景色。横に広がる山が「お大師様が寝ているみたい」と話題にもなりました。
本堂で、ほら貝を吹いている人がいますよ。
ほら貝を吹き終えると、今度は太鼓を叩いてリズムをつけながらの読経。かなりの強者とみました。
弘法大師が訪れた際に、五色の雲がたなびき、その中から梵字が現れ、金色の輝きを放ちました。
その梵字は薬師如来に姿を変え、光明が四方に輝いたといいます。
そこで弘法大師が加持のため杖で地面を掘ると、乳白色の水が湧き出てきました。
この水で平等に救済されるように、との願いを込めて平等寺と名付けられました。今でもひしゃくで水を汲めます。
大師堂には木札が残っています。昔は納札として木を打っていたことから、巡礼することを『打つ』というようになりました。
納札は木からやがて紙に変わり、『打つ』ことから『貼る』ことに変わりました。
今では、納札箱に『投入する』ことになっています。投票箱に投票するように、納め札を投入します。
足の不自由な参拝者が霊験を得て歩けるようになりました。3台のいざり車が本堂に奉納されています。
このいざり車の中で八十八か所を旅していました。山道の中、あまりに過酷です。
八十八か所の数カ寺で売られているこの『Ohenro in Car』ステッカー。徳島県内では平等寺のみ売られています。
このステッカーを自動車に貼って、楽しそうに巡礼している車遍路をたまに見かけます。
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