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第21番奥之院 舎心ケ嶽

2016/05/22

空海の書である『三教指帰(さんごうしいき)』に「阿國大瀧嶽に登りよじ、土州室戸崎に勤念す」との記述があります。

 

空海の青年期を語る上でとても重要な場所、南舎心ケ嶽へ行きましょう。山頂駅を出て石段は登らず、左へ行きます。 

 

山道はミニ四国霊場になっていています。

 

第9番札所法輪寺の大日如来です。法輪寺お決まりの入滅している姿です。マグロが横たわっているようにもみえます。

 

第10番札所切幡寺の千手観音。雰囲気いいです。

 

ゆるやかな勾配を登って行きます。

 

お大師様が迎えにくるので南無大師遍照金剛を唱えながら登りましょう、と書かれています。勾配が急激にキツくなります。

 

ついに南舎心ケ嶽に着きました。

 

鎖が垂れ下がっているこの岩をよじ登って行きます。たまたま青年と居合わせましたが、その青年は怖いので行かない、とのことでした。ここまで来て、もったいない。

 

岩をよじ登ると…いました! 修行している弘法大師です。

 

虚空蔵菩薩の真言を百万遍唱えれば、見分したすべてを理解し、記憶することができるのです!

これこそ『虚空蔵求聞持(こくうぞうぐもんじ)の法』!

 

空海は、ここ大瀧嶽と土佐の室戸岬で捨身の修行をすることによって、ついに『虚空蔵求聞持法』を成就したのです。

 

記憶力、判断力をパワーアップさせた空海は、中国留学を経て、後の大活躍へとつながるのです。

 

お大師様が見ている光景をお大師様の後頭部から撮影。自然の脅威にさらされてなお修行を続けたのです。

 

舎心ケ嶽の『舎心』とは、ここに立つ人の心を舎(とど)めたことから、また、捨身の修行の当て字だとも言われています。

 

足元には要注意、踏み外すと大惨事。捨身の観光です。

 

絶景です。右上の山が削られている辺りは奥の院『太龍窟』があったようです。山を売って採石場となり消失しています。

 

ロープウェイの乗客も「舎心ケ嶽に、誰かいるな」と思いながら、私を見ていることでしょう。

 

太龍寺本堂の左手に『求聞持堂』があります。今でもここに籠って『虚空蔵求聞持法』を修する修行僧がいるのです。

 

南舎心ケ嶽には『山さきもり』というモニュメントもあります。

 

周りには、不動尊や天照大神などが祀られています。

 

北舎心ケ嶽もあります。仁王門のすぐそばにあり、足を運ぶ人はほとんどいません。

 

山道を歩いてすぐです。

 

こんなハシゴがかかった岩があります。

 

岩の上には小さなお堂があります。八大童子(はちだいどうじ)が祀ってあります。不動明王に仕える8人の童子です。

 

お堂の裏側へ回ってみます。断崖絶壁、捨身なのは南と一緒です。

 

見渡す限り大川原高原の山々です。













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