熊谷寺(くまだにじ)は広いです。仁王門は四国霊場の中でも最大規模です。
仁王門を通り抜けると『止まれ』の標識。地元住民の自動車も普通に仁王門をくぐっています。
多宝塔は四国地方で最古にして最大規模です。
境内に入ると、エンドレスにド演歌調の歌のようなものが流れています♪
歌の正体は『ご詠歌』です。各札所の由縁や本尊のありがたさを謳いあげています。
♪たきぎとり水熊谷の寺に来て難行するも後の世のため〜♪
子供たちが音源のスピーカーを探し回っています。熊谷寺でよく見る光景です。
そういえば、『タバコはご遠慮ください』の注意書をよく見ます。
駐車場の傍らにも『いつも心に火の用心』の注意書。山の中ですから、火災には厳重な注意を払っているのでしょう。
中門には四天王『増長天(南の守り神)』と『広目天(西の守り神)』
迂回路には四天王『持国天(東の守り神)』と『多聞天(北の守り神)』
「踏んでる!踏んでる!」邪気の突っ込みが聞こえてくるようです。
石段を上がると本堂が見えてきました。
大師堂はさらに上がります。山の中なので寂しく感じます。
こんな注意書が本堂と大師堂にありました。おじいさんやおばあさんが「納経所はどこかいな〜?」と山の奥へ奥へ入って行方不明にならないように、細心の注意を払っています。
駐車場の隣にある納経所は、もの凄く目立ちます。
弁財天が、大きな池に設けられた弁天島に祀られていました。安産の祈願所です。
「危ない!」の注意書がありました。池で溺れないよう、注意喚起しています。
池の下の方では、さらにたくさんの注意書が掲げてあります。
そういえば参道を歩いていると、かなり古そうな砂防ダムを発見しました。自然災害にも備えています。
仁王門の中にもタバコの注意書。何枚もこの看板を見ました。災害防止に厳重に取り組んでいますね。
熊谷寺の歴史を調べてみれば、1927年に火災に遭い本尊と本堂を焼失しています。本尊は、大師が彫った貴重な貴重な千手観音菩薩(熊野権現から授かった金の観音像が入っている)でした。
苦い経験が幾多の注意書になって現れているのかもしれませんね。
熊谷寺のオリジナル『くま守り』で災禍の身代わりになってもらいましょう。
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