石段をひたすら登る弥谷寺。さぁ、スタートです。
店開けて100年超える俳句茶屋。
たくさんの自由な俳句が短冊に。
石段を登って見える仁王門。
どこまでも延びる石段、まるで天竺まで続くよう。
仏さまに見守られながら、登ります。
落下している巨大岩。
岩の間を割って入ります。
それぞれの木に名札が付いていて、とても親切。
カゴノキ。切山の生き木地蔵を思い出します。
女子が「杉の木あるかな?杉の木あるかな?わたし花粉症なんだ!」と『スギ』とはっきり書かれた杉の木の前で、
彼氏に向かって言ってました。
散りばめられた無数の石仏が、霊山の雰囲気を盛り上げてくれます。
登り続けて270段。大きな金剛拳菩薩との出会いがあります。
そして、108段の階段です。煩悩を抑えてこそ四苦八苦から免れることができるのです。
約400段登ってきたところで、大師堂が見えます。ここは通過して、まずは本堂を目指します。
まだ170段の石段があります。もう少し。
五輪塔の列。興隆寺跡を思い出します。
岩壁の上の多宝塔を通過。
鐘楼は長袴をはいた奉行のよう。
役行者に見守られ、励まされ。
修行大師も応援してくれていることでしょう。きっと…
唐獅子も「がんばれ!」と声をかけてくれています。たぶん…。
おっと!おばあちゃんが地べたにへたり込んでいます。しゃがみ込みながら熱心に拝んでいます。
力尽きたおばあちゃんに、家族がそっと声をかけます。「去年は登れたけどしかたないね」
ここは、日本三大霊場(恐山・杵臼磨崖仏・弥谷山)のひとつ。
弥谷山は仏が住む山です。
480段あたり、水場です。扉の向こうに洞窟が続き、仏様が住む極楽浄土の入口です。
水場の周辺の岩壁にはたくさんの仏様が彫られています。
熱心な修験道によって岩壁に仏様を刻んでいます。磨崖仏(まがいぶつ)ともいいます。
仏様や霊の住む世界の出入り口があるからでしょうか、屈指の心霊スポットにもなっています。
霊を連れて帰らないように…
神秘的な磨崖仏の登場です。
この阿弥陀三尊磨崖仏は弘法大師が刻んだと言われます。
最後の石段。みんなの「ハア、ハア」と息切れする声が聞こえてきます。これこそ、辺路修行。
540段目。本堂にやってきました。
善通寺方面を眺めます。
本堂の裏手にも、磨崖仏が座っています。
最後に大師堂です。
大師堂は、靴を脱いで上がります。
大師堂には、獅子の岩屋があります。弘法大師が子どもの頃(7歳)に修学した場所です。
お父さんの佐伯善通卿、お母さんの玉依御前の像も祀られています。
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