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第66番 雲辺寺

2017/03/04

雲辺寺に行く前に、切山にある『生き木地蔵』は、ぜひ拝見しておきたいものです。

1979年(昭和54年)に讃岐の仏師・凡海(ぼんかい)氏が彫ったものです。

 

今、生きている鹿子(かご)の木に彫られています。

その息吹を感じてか、生き木地蔵を見学したスペインの町長が「私たちの町にも彫ってほしい」と熱望します。

 

依頼を受けて凡海氏は、2014年、世界遺産のサンディエゴ・デ・コンポステーラ巡礼路に立つ生きたクルミの木に、観音像を彫りました。

 

初代生き木地蔵が、堂の中に保存されています。こちらは今まさに朽ち果てようとしています。

 

ようやく雲辺寺のロープウェイにやってきました。太龍寺ロープウェイと同じ、四国ケーブル株式会社運営。

 

ゴンドラの中では、若いお姉さんの生ガイドが聞こえてきます。

「降水量の少ないここ香川県には、約14000余りのため池があります」

 

「この雲辺寺は、八十八ヶ所中最も高い所に位置し四国高野とよばれています」

お姉さんの生ガイドに合わせて、山頂をまぶし気に見上げる、白装束のおじいさんお遍路3人組がいました。

 

「雲辺寺で有名な『おたのみなす』は、腰をかれば願いが叶うといわれているんですよ」

その時、白装束のおじいさんがボソっと「おたのみナース…」とつぶやいたのを、私だけは聞き逃しませんでした。

 

ロープウェイを降りると、奇抜なモニュメント風の椅子が目に飛び込んできます。女子は座り難そうです。

 

香川県と徳島県の県境にあります。境内は徳島県で、住所も徳島県ですが、香川県の札所です。

 

いきなり等身大の五百羅漢が全力で迎えてくれます。

 

五百羅漢といえば、人間味あふれる表情が見所なのです。

 

定食屋を出てきたばかりといった感じ。

 

生意気そうです。

 

こんな顔して詰め寄られると困りますね。

 

生き物を可愛がっている像が多いですが、ロクな生き物がいません。

 

 何かがこちらを見つめています。

 

普通におじいさんが孫を抱いているアルバム写真のようですが、ヤバそうな生き物を抱いています。

 

山号の巨鼇山(きょごうざん)は巨大な亀を意味します。

 

大きな亀の上に仙人が乗って海を見渡しています。

 

仁王門は2011年に完成したばかり。

 

仁王門の前は大きな広場になっています。ここで毎年1月に有名人を招いて行われる餅投げが有名です。

 

今年の1月、餅投げに行ってみました。この広場が大勢の人で埋め尽くされています。

 

今年のゲストはIMARUさんでした。トークした後に、大量の餅投げが開始されます。

 

結果、さっぱり取れませんでしたが、今度行けばそこそこ獲れる自信があります。

餅が飛んでくる場所に傾向があるように思えます。

 

餅に『雲辺寺』の札があれば景品がもらえます。200以上の景品があるようで、1等はテレビです。

友人は3つも当てて、独身男性には用のない台所用品をゲットしてました。

 

餅と景品目当てで、大勢の民衆がやって来て、大いに盛り上がる雲辺寺。

その昔、長宗我部元親が雲辺寺にやって来て、眼下の山河を見下ろし、四国制覇の野望を抱きます。

 

長宗我部元親は、当時の住職の反対意見を聞き入れず、戦乱を起こしました。

餅が飛び交う雲辺寺は、多くの四国の寺院が焼き討ちに遭うスタート地点でした。

 

『帰る時 来た時よりも 美しく』と書かれた看板をたくさん見ました。雲辺寺の標語かと思うほど。大切なことです。

 

毘沙門天展望館が近くにあります。ロープウェイの時間待ちの間に、見学していく方もいます。

 

八十八ヶ所の各寺の絵画を見ながら、螺旋階段を昇ります。

 

展望台からは石鎚山や剣山、そして最後の雪を楽しむスキー客の姿が見えます。

 

 

一切の悩みやしがらみから脱した境地を示す『涅槃』の道場である香川県。四国遍路もラストスパートです。







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