バラ大師に続いて弘法大師の野宿伝説が残る、十夜ケ橋(とよがはし)永徳寺です。
ビュンビュン車が走る高速道路の下、渋滞でノロノロ運転になる56号線の橋の下で、野宿しています。行ってみましょう。
橋の下で、大師が寝ています。布団が重くて苦しそうです。
『ゆき悩む浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋と思ほゆ』
迷える人々を無事に『常世』の彼岸へ渡すためにはどうすればよいのか、考えていると一晩が10日の夜のように長く感じた、と詠んでいます。
海のかなたの霊の住む世界を『常世』といいました。亡き人を常世に偲び、海の修行が行われ、補陀落渡海(ふだらくとかい)として水葬されました。四方が海に囲まれている日本では、常世が天国のような感覚だったのでしょう。
橋柵のレリーフ。お遍路さんは橋の上では杖をつきませんが、その風習の始まりがここです。
鯉のエサをあげることができます。1カップ50円。鯉のエサのおこぼれをもらおうと鳩も待っています。
さすが川の鯉。凄い勢いでエサに飛びついてきます。池の鯉にはない野性味を感じます。
目を離したスキに鳩がカップを倒して、鯉のエサをバラまきました。
橋の下で、鯉と鳩にエサをやる中年男。傍目から見れば、怪しいことこの上ありません。
納経すれば、野宿する弘法大師のレアな御影をゲットできます。
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