禅師峰寺から雪蹊(せっけい)寺への歩き遍路の道のりは、高くて長い浦戸大橋を渡るか、もしくは・・・
船を使う方法があります。船遍路は昔から行われていました。
雪蹊寺には仁王門がなく、開放的。
鐘は撞くことが禁止されています。住宅街なので、迷惑になるのかもしれませんね。
徳島の寺院をことごとくボコボコにした長曾我部家の菩提寺です。
しかし、廃仏毀釈によって寺は荒廃します。名僧・山本太玄和尚は寺の復興に尽力しました。
山本玄峰(げんぽう)は21歳の時に目を患い、四国巡礼を始めます。7回目の巡礼の折、雪蹊寺で行倒れになっていたところ、山本太玄和尚によって助けられました。その後、養子入りし、雪蹊寺の住職となりました。
また、鈴木貫太郎首相の相談役などを務め、有名な終戦の詔勅「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」の文言を進言したりしています。
土居保墓碑があります。土居保は日野根道場の師範として、青年・坂本龍馬を指導し大きな影響を与えました。
それにしても、境内の隅の人目につかない所では、傷つけられた仏像や石碑を多く見かけます。
廃仏毀釈のあおりなのでしょうか。
廃仏毀釈の影響が比較的少なかった竹林寺に、重要な仏像を預けていたそうです。
今は、立派な仏像が堂々と並んでいます。
こちら、静かに佇む安産子安地蔵。
一見すると、境内は平和そのもの。大変な出来事があったとは思えません。
廃仏毀釈は過去の歴史となりました。
のんびりした空気が流れる雪蹊寺でした。
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