
お礼参りです。一番札所へ戻ってきました。

「ホントに一周回って帰って来たわね!」
そう祝ってくれているかのようです。

「霊山寺へ、いらっしゃ〜い!」
無事に1周してきたことを喜んでくれているかのようなパンダです。

「おおー!こんな所にパンダがおるやんけ!」おっちゃんの声が聞こえてきました。
参拝に来ている人を喜ばせています。

手水舎には弘法大師と大師のペットのような龍。並んでいると散歩しているようで、かわいいです。

相変わらずの境内の様子。

でも、以前訪れた時と比べて少し変わっている箇所があります。間違い探しみたい。

このイッちゃてる孫悟空の顔が以前より汚れていて、怖さが増しています。

この不動明王は地元の方に人気がありますね。参拝者が絶えません。

本堂です。屋根を修理中です。

この釣燈籠は、いつ見てもゴージャス。

ご詠歌にもあるように、もともと四国遍路は罪滅ぼしの意味合いが強いものでした。
初めて回ったとされる衛門三郎も、罪を悔いての旅路でした。

「結願してスッキリしたかしら?」
ーはい、年内に間に合ってよかったです。もうしばらく行きません。

大師堂にお参りして、最後の納経に行きます。

1番最初にお参りした札所に還って1周が繋がり、円になります。88番よりも1番に戻った時の方が、感慨深い気がします。

「弘法大師の世界を触れてみてどう?」
ー想像以上に奥が深いですね。何周も回るマニアなお遍路さんが多いのも分かる気がします。

「今度は歩いてみてよ」
ーそれは無理かもしれません。でも、歩くとまた違った面があるのでしょうね。健康にも良いし。

「すぐにでも2週目にいってみたら」
ーやめときます。気が遠くなります。

所は変わって、すぐ近くの大麻比古神社です。霊山寺は大麻比古神社の別当でした。

大麻比古神社は忌部(いんべ)氏の祖先神、天太玉命(あまのふとだまのみこと)を祀っていました。
後に、猿田彦大神と合祀されたそうです。

忌部氏は良地を求めて阿波にやってきた名家であり、かじや麻を栽培し、阿波の殖産興業の礎を築きました。
そして、祖先神として天太玉命を祀ったのがこの社の起源とされています。

真念の「四国辺路道指南」には「かならず参詣すべし」とあり、寂本などにも古くから紹介されている重要な社です。

板東捕虜収容所のドイツ兵が造った「ドイツ橋」。メガネ橋も必見です。

御神木の大楠。

思わず見上げるこの大きさ。

猿に注意。

駐車場を闊歩する大きな猿。車も気にせず堂々と歩いていす。猿だらけになる日も近い⁉
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