第87番 長尾寺
2017/10/08
よく二人連れの女性や老夫婦、家族連れに「写真を撮ってください」と頼まれます。

たとえば仁王門前で「写真を撮ってください」と声をかけられます。

たとえば広い境内で「写真を撮ってください」と声をかけられます。

本堂の前で「写真を撮ってください」と声をかけられたりします。

「写真を撮ってください」と頼まれると、喜んで写真を撮ってあげます。

私が写真を撮ってあげると「ありがとうございました」と感謝の言葉を頂きます。
ただ、私が撮ってあげた写真に、私が納得いかないのです。

もっと良い構図があるのではないか。もっと上手に撮ってあげられるのではないか。
「すいません、もういちど撮り直しさせてください」

もう一枚撮ってあげます。「ありがとうございました」と感謝の言葉を再び頂きます。
ただ、やっぱり納得いきません。

こんなんで良いのだろうか。もっと良い撮り方があるのではないか。
「すいません、もういちど撮り直しさせてください」

もっと上手に撮ってあげたら、もっと良い思い出になるのではないか。
「もうちょっと右に寄ってもらえます。いや、あなたじゃなくて、そっちの方。左じゃなくて右に…」

出来上がりの写真をみんなで確認します。「ありがとうございました」と言っているのが聞こえます。
これでいいのか…いや、違うだろう。。。

「すいません、もう一枚写真を撮らせてください」
白い目で見られるようになった時、私は逃げるようにその場を去っていくのです。

長尾寺名物『甘納豆入りおはぎ』がかなり美味しいです。買うべきです。

